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専門学校・2

【専門学校・2】

2年生になっても、僕はその仲良くなったスポーツ科の女の子と遊んでいた。
僕はその子の事が好きになっていたので、しょっちゅう遊びに誘っていた。

たいていスケボーをして遊んでいた。

そしてそして、僕とその子は、なんと付き合うことになった!


僕が好きになってしまい、告白しちゃったのだ!
恋にたいして臆病者の僕が、告白をしちゃったのだ!

そしたらOKされちゃったのだ!
なんとまぁ。

つまり、僕は彼氏からその女の子を奪ったことになる。
なんとまぁ。(笑)


僕は、女の子と付き合うのは初めてだった。
20歳になって、ようやく彼女ができたのだ。

なんというか、幸せだった。

もう、たまらなく、幸せだった。

…が!

わずか2ヵ月半ほどで、僕らは破局を迎えた。
というよりも、僕が一方的に振られたわけなのだけれど。(笑)

どうも、もとの彼氏のところへ戻るらしかった。
きっと、僕と一緒にいても楽しくなかったのだろう。
僕は、女の子を喜ばせることをまるで考えていなかった気がする。

しかし、僕にとってそれは、振られることは、理解に苦しむことだった。
いや、まったく理解できないことだった。

こんなに好きで好きで、そして好き同士で付き合い始めたはずなのに、もう一緒にいないなんて…。

それは僕にとって、生まれてから1番のショッキングな出来事だった。
(たしか、「初恋の終わりは、世界の崩壊」ということを言っていた哲学者がいたはず。)

まったく眠れなくなった。

食欲もない。

時間の過ぎるのが、ものすごく遅い。

何度時計を見ても、一向に進んでいない。

何もする気は起きないのだけど、何かしていないといられない。

意味もなく外を歩いたりもした。

開店前のデパートに歩いて行き、入り口近くをウロウロしながら開店を待ち、開店と同時に店に入り、すぐに出て家まで歩いて帰ったりした。


「何か食べなければ!」と思い、コンビニで買った冷やし中華を胃に押し込むように食べた。
すると、気持ちが悪くなった。

まさに、地獄だった。(笑)

友達の「ひろ」も、ちょうど彼女と別れるという話になっていて、2人で夜中に、海沿いを歩きながら恋愛について語ったりもした。

つらいときに、同じつらい状況の仲間がいると、なぜか安心してしまうものだ。
それに、もともと僕と「ひろ」は、普段からお互い深いことを語り合うくらいの仲だった。
僕はそのとき、「ひろ」の存在に、おおいに救われた気がする。

そんな苦痛の日々が数日続いたけど、10日くらい過ぎると、その状況に慣れてきてしまった。
それと同時に、苦痛も和らいできた。

よくできていることに、人間には、「慣れ」と「忘却」という能力が備わっているのだ。
きっと、神様の粋(いき)な「おはからい」だろう。(笑)

夏休み。
僕と「ひろ」は、東京に行き、自分の描いた漫画を持って、出版社をまわってみた。

宿は、「ひろ」の親戚の家にお邪魔することになった。

ひろは、そのとき講談社で担当の編集者がついていたので、そこに漫画を持っていった。
ひろはいろいろとアドバイス(?)を言われていたようだった。
僕の漫画も見せてみたが、それはまったく眼中にないといった感じだった。
…というより、あきれていた。
せいぜい、「イラストレーターになりたいの?」と聞かれたぐらいだった。

しかし、僕の漫画は、コミックビームとコミックフラッパーでウケが良かった。
コミックフラッパーでは、「原稿のコピーを残して欲しい」と言われ、すごく嬉しかった。

夜にはバーに行って、ひろと2人で飲んだりもした。

楽しい旅行のようだった。

夏休みが終わって、授業も始まった。

ある日の昼休み、ご飯を食べてから屋上で、いつものように先生方と談笑をしていた。

すると、な、な、なんと!
僕の携帯電話に、出版社から電話がかかってきたのだ!
メディアファクトリーのコミックフラッパーの編集部からだった。
僕の漫画のコピーを残したところだ。

電話の内容は、僕の漫画を来月発売する月刊誌に載せるから、原稿を描き直して送って欲しい…というものだった。

僕は狂喜した。(笑)
先生方も喜んでくれたと思う。
そして、ひろからも「おめでとう」と言われ、嬉しかった。

こうしていきなり漫画デビューが決まったのだ。

みそめられたのは、こんなある日の物語という8Pの短編集をいくつか描いていたものの中の、「月夜の茂吉」という漫画だった。

ストーリーは、大工の茂吉が夜遅くまで家を建てていると、月が落っこちてきた。
月は空に帰りたがるのだけども帰れない。
それを見た茂吉は、建てていた家の材料を使って、天まで続くはしごを作った。
それを登って月は空に帰れたのだけど、はしごが倒れてしまう。
茂吉は必死に月にしがみついて落ちずにすんだけど、茂吉は地面に帰れなくなったしまった。
…という内容。

これを8P→6Pに描き直してくれと言われた。

もちろん僕は、こんなチャンスはないと思い、はりきって漫画を描いた。
ほんの数日で仕上げた!(漫画を描くのは、すごく時間がかかるのですよ)

できた原稿を送り、あとは雑誌が発売されるのを待つのみだった。

楽しみだ。

そのころ、僕はアルバイトを始めた。
ケンタッキー・フライドチキンだ。

裏のほうで、チキンを揚げたりする係だった。
アルバイトは、いろんな人と知り合いになれるから、悪くないな…と思った。

バイトを始めてすぐに、同じ年代のバイト仲間の人たちに、飲みに誘ってもらった。

当時の僕はあまりお酒が飲めなかったけど、そのまま5〜6人で一人の男の子の家に行き、お酒を飲んでしゃべったりした。楽しかった。
また、新参者の僕をすぐに誘ってくれたことも嬉しかった。

ついに、僕の漫画が載っている雑誌が発売された!
あまり発行部数は多くない雑誌で、メジャーではないかもしれないけど、全国紙だ!

家族や親戚や友達や知り合いに漫画が載ることを知らせて、「投票はがきに面白かった≠ニ書いて投稿してくれ。」と頼んだ。
そのおかげで、僕の漫画が面白いという内容のはがきが、たくさんたくさん出版社に届いたはずだ。
20〜30は届いたと思う。
後に、担当の編集者さんに、「はがき書いてくれって、かなりの人に頼んだでしょ〜?」と言われてしまうほどだった。(笑)


僕の好きな漫画、ますむらひろしさんの「アタゴオルは猫の森」と同じ雑誌に自分の漫画が載っているのを見ると、たまらなく嬉しかった。

12月に、描いた漫画を持ってまた東京に行った。
今回は一人での東京だ。

コミックフラッパーに行き、僕の担当の編集者さんに、新しく描いた漫画を見せた。
…が、あまりウケが良くなかった。
あまりいい反応が得られなかったので、僕はがっかりした。

しかし、そこで担当さんが「せっかく来たんだから、何か食べに行こうか!」と誘ってくださった。
「は、はい!」と元気よく答えた。嬉しかったのだ。

外は日も暮れて、もう真っ暗になっていた。


担当さんと、もう一人編集者さんとの3人で料理屋に行った。

そこでは、な、な、なんと!「ふぐ」を食べた!
僕は山口県出身のくせに(山口の下関はふぐが有名)、ふぐを食べたことがなかった。
だって高級なんだもん。

それを食べたのだ!!

まず、ふぐ刺しを食べた。
えらくうす〜く切ってあるものだな、と感心した。

そしてふぐ鍋。
その後で、ふぐ雑炊。

僕は「おいしいおいしい!」といいながら食べていたけど、どんな味だったかは覚えていない。
おそらく、日本酒を飲みすぎたからだろう。

僕が日本酒をよく飲むので、担当さんはゴキゲンだった。
もちろん僕もゴキゲンだった。


その後で、バーにも連れて行ってもらった。

そこでは、映画俳優の名前のカクテルを作ってもらえる面白いお店だった。
僕は、「ニコラス・ケイジ」を飲んだ。
そこでさんざん飲んだ気がする。
よくは覚えていないけど。

編集者さんが一人帰り、僕と担当さんだけになった。

最後に、ラーメン屋さんに行ってラーメンを食べた。
担当さんは、博多から来た僕のために(?)、わざわざ博多ラーメンのお店に連れて行ってくれた。
おそらく、食べ比べをさせてくれたのだろう。
しかし、僕はそうとう酔っていたので、味なんてしなかった。(笑)

帰り際に担当さんは、僕に3万円渡してくれた。「レシートとおつりを送ってくれればいい。」と。
僕はタクシーに乗って、ちょっと高そうなビジネスホテルに泊まった。

いろいろ連れて行ってもらえたうえに、ホテルや交通費まで出してくれて、感激だった。


ある日、「オカじぃ先生」の家に押しかけてお酒を飲んでいた。
いつものように。(笑)

そのときに、僕がまともにシミュレーションゲームをしたことがない、という話になった。
どうしてそんな話になったかは覚えていないが、とにかくそんな話をした。

そこで、ガンダムの「ギレンの野望」というゲームをお勧めしてもらった。
かなり面白いゲームだ…ということだった。

僕は、ガンダムは劇場版1・2・3を見たことはあったけど、特にファンではなかった。
でも、「オカじぃ先生」がお勧めしてくれるなら間違いはないだろうと思った。
「オカじぃ先生」は、僕にそのゲームの攻略本をくれた。

後日僕は、そのゲームを買ってみた。
PS1版の「起動戦士ガンダム ジオンの系譜・ギレンの野望」というゲームだ。

さてプレイしてみると…。
「なんじゃこりゃー!!」
ゲームの進め方が、まったく分からないのだ。

そのゲームの進め方のコツをつかむのに、丸1日近く(20時間ぐらい)かかった。
僕がシミュレーションゲームに馴染みがなかったからだろうけど、それほど難しいゲームであると思いたかった。(笑)

しかし、進め方のコツをつかんでしまうと、面白い!
たまらなく面白い!
今までやってきたどんなゲームよりも、面白い!

僕はそのゲームに、はまりにはまってしまった。
(その後2年間くらいはまっていた…というか、やり始めたらいつでもはまってしまう、恐ろしいゲームだ(笑))

このゲームは、やり始めたら、時間を忘れてしまう。
気がついたら5時間ぐらいたっていたり、いつの間にか眠っていたり…ということがしょっちゅう起こった。
「のめり込む」という言葉がピッタリのゲームだ。

そして、気がついたら、卒業の時期になっていた。

僕は、いつの間にか、そしてあっさりと、2年間通った専門学校を卒業してしまった。


<その後…>

ある日、僕は、自転車で九州を一周することを思いついた。

そして、すぐに旅立つことにした。

まぁ、何とかなるだろう。…と思いながら。

自転車九州一周は達成できるのだろうか…!?

そんな思いを抱きながら、僕は自転車にまたがり、出発するのだった。

【コッパの軌跡】

1980年、山口県生まれ。

<小学生>
・外でよく遊ぶ元気少年。
・漫画大好き少年。
・運動会の応援団長に抜擢される。
・好きな女の子ができる。

<中学生>
・バスケットボール部に入部する。
・友達と協力して、小屋を作る。
・刀を作る。
・小学校の運動会に、1つ年下の好きな女の子を見に行く。
・2年になって、柔道部に転入する。
・後輩にいいとこ見せようとしたらひっくり返って、ガラスで怪我をして13針縫う。(恥)
・3年の文化祭で、女装コンテストに出場する。(青いチャイナドレス)
・同じ文化祭で「ボディビル」という恥ずかしい企画を実行し、ステージの上で頭をぶつける。(恥)
・今年もバレンタイン・チョコがもらえなくて、落ち込む。

<高校生>
・入学早々、オリエンテーションというおかしな訓練を受ける。
・レスリング部に入部する。
・レスリング部で、そうとう鍛えられる。
・レスリング日米親善試合で、アメリカ選手を我が家にホームステイとして迎える。(そして梅干を食べさせる(笑))
・体育祭の「コウジョウダマシイ」という見せ物の練習が、かなりハードで、疲れる。
・2年のレスリング夏合宿で、脱水症状か熱中症かになり、全身が動かなくなる。
・3年、中国5県の大会で、60kg級2位に輝く。
・レスリングを引退してから、スケボーをして遊びだす。
・好きな女の子を待ち伏せしていたら、男の子と帰っているのを目撃する。
・好きな女の子と、いきなり電話で喋るはめになり、決定的に迷惑がられる。
・漫画の専門学校に通う事を決意する。

<専門学校>
・クラスの人たちがオタクぞろいではないかと不安になる。
・「ひろ」という親友ができる。
・「オカじぃ先生」に出会い、人生観が一転する。
・サンフランシスコに行く。
・女の子をデートに誘うが、失敗する。
・スポーツ科の女の子と仲良くなり、付き合い始める。
・わずか2ヵ月半で、女の子に振られてしまう。
・「ひろ」と2人で、東京に漫画を持ち込みに行く。
・いきなり漫画デビューが決まる。
・出版社の担当さんに、ふぐをご馳走になり、飲みに連れて行ってもらう。
・「オカじぃ先生」に、ギレンの野望というゲームを紹介され、はまる。
・結局、専門学校を卒業するまで1度もバレンタイン・チョコをもらえなくて、落ち込む。

<その後>
・自転車で九州一周する。
・バイクで日本一周する。

そして現在、人生勉強中!

一生懸命生きています!

自伝を最後まで読んでくださって、ありがとうございま〜す!

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