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中学時代・1

【中学時代・1】

中学校も、小学校と同様、近くにあるごく普通の中学校に通った。

自宅から距離にして5〜6kmで、自転車通学だった。

部活は、バスケットボール部に入部した。
なぜバスケットボールかというと、漫画スラムダンクにあこがれていたからだ。
僕はなかなかの漫画好きだった。

しかし、実際のバスケットボールは、面白いと思えなかった。
もともとボールを扱うのが苦手、ということもあったからだろうか。
…が、もっと苦手なのは、チームプレイだった。

今思い返すと僕は、部内でうまくコミュニケーションをとれていなかったのかもしれない。

おそらく、当時の僕には、そんなことに気づく余裕も頭もなかっただろう。
(あ、今もないか…(笑))


そして、だんだん、部活には行かなくなってしまった。

中学1年の時、友人数人と一緒に協力して、家の前の畑に、小屋を建てた。

映画『スタンド・バイ・ミー』にでてくる小屋みたいな、基地のようなものにあこがれていたのだ。

僕の父親は大工だったので、簡単に作り方を教えてもらい、道具や材料を借りたりもらったりして作りはじめた。
テスト期間などで学校から早く帰れるときは、勉強などせずに、友人と小屋作りに励んだ。

苦労のすえ、1ヶ月ほどで小屋は完成した。

広さは3メートル正方形くらいの小さな小屋だ。
壁と屋根は鉄のトタンで、床はちゃんと地面から浮いている。
(床が地面と同じ高さだと、雨が降ったら浸水しちゃうでしょ?)
窓もちゃんとガラス戸をつけた。2つ!
出入り口は、アルミの開き戸だ。(倉庫の出入り口みたいな戸)
ガラス戸と開き戸は、父親が仕事で、ある家を崩したときの古いものだ。

すごくすきまが開いていて、虫は入ってくるし、すきま風は入ってくるし…だったけど、苦労して作っただけあって、僕らはかなり満足した。

家から延長コードで電気を引っ張ってきて、電灯も取り付けた。

ゴミ捨て場からテレビを拾ってきて設置し(バッチリ映った)、スーパーファミコンも持ってきた。

使わなくなった古いたんすを持ってきて、それぞれの友達専用の引き出しを決めたりもした。

おかげで、かなり充実した小屋になった。

ただ、難点もあった。
雨が降るとメチャメチャうるさい。
屋根が鉄トタンだから、雨粒の音が、響く響く。

ときどきカラスが屋根に上ってくるときがあったが(早朝)、そのときも、カラスの足音がすごくうるさかった。

夏休みなどには、友達と泊まって一晩中騒いだりもした。
ホットプレートで焼肉をしたりもした。

冬には、コタツとストーブも持ってきた。(すきま風は吹いていたが…(笑))

いごこちのいい「アジト」、といった感じだった。

その小屋のそばで、友人と一緒に、カタナ作りをしたことがある。

1、木をたくさん燃やして、そこに鉄筋や鉄パイプを突っ込む。
2、それをヤットコでつかみ、ハンマーでたたく。
3、水を入れた大きなタライに、ジューッとつける。

それを何度も何度も、何日も繰り返すのだ。

重いハンマーでたたき続けていると、手がものすごく疲れた。
ときどき、木を燃やしすぎて、熱くて近づけなくなったりもした。
でも、作っている間は楽しかった。

数日かけてようやく形になったものを、最後に刃の部分をグラインダーでけずった。
ギュイィーーン、と。

完成したものは、言われてみればカタナらしく見えないこともない、…くらいの出来ばえでしかなかったが…。

中学生になって初めての秋。

今年も運動会の季節がやってきた。

僕は、小学校の運動会を見に行った。

もちろん、あの憧れの女の子を見に行くためだ。


中学校という国から小学校という国への海外視察。
…いや、心を癒す慰安旅行と言った方が近いだろうか。

運動会が開催されている小学校に着いた僕は、キョロキョロと、しかし、あまり怪しくないよう気をつけながら、大好きなあの子を探した。

見つけた!

なんて可愛いいんだ…。

あぁ…。

あぁ…。

久しぶりに大好きな女の子を見ることができて、僕は正直、とろけそうだった。(笑)

どうやらあの子は、今年も応援団に入っているようだった。

その後、応援合戦が始まる時間になって、僕はおどろいた。

あの子はなんと、赤組の応援団長だったのだ!
女の子なのに!
しかも、去年と同じ「赤組」!

この状況で運命を感じない人がいるだろうか!?(笑)


危険なことに、僕はますますその子にのめり込んでいくのであった。
何が危険かというと…。

・久しぶりに姿を見たことで、いつも以上に気持ちが高ぶっている。(希少価値の付与)
…プラス!
・「あの子は可愛い!」と、自分で自分を説得している。(自己の正当化)
…プラス!
・なぜか、運命まで感じてしまっている。(神がかり的な説得力)
…そのうえ、
・「もうあの子じゃなきゃダメだ!」とまで思ってしまっている。(ブランド化)


普通に考えると、その女の子側からすれば、僕のことを知らない・知っていても忘れかけている、はずなんだが…。
そんな当たり前のことにも気づかない僕。
いや、気づいていても、「そんなことはない!」と思い込もうとしていたのかもしれない。
(バカだから(笑))

こんな思いをめぐらせながら、運動会を最後まで見とどけた。
しかし、度胸のない僕は、何も行動にうつさないのだった。
情けない…。

小学校での慰安旅行を終えた僕は(笑)、中学生活にもどっていくのであった。

>>中学2年に進学!続きはこちら!

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